2006年 04月 23日
レーシックの利点
眼鏡やコンタクトレンズを使用する必要がなくなる。スポーツ選手の術例が多いのはこのためである。
レーシックの欠点
失敗のリスクがゼロではない。
長期に渡る安全性が検証されていない。
コントラスト感度が低下する。
ハロ・グレアが少なくない割合で出現する。
裸眼視力(眼鏡やコンタクトレンズを使用しないときの視力)はほぼ間違いなく向上するが、矯正視力(眼鏡やコンタクトレンズを使用したときの視力)はかえって低下することがある。
角膜を削り過ぎると遠視になり、これを再度修正することは困難である。そのため若干控えめに手術するので、軽い近視が残って、自動車の運転など高い視力を要求される活動には引き続き眼鏡が必要になることがある。
角膜中心部の曲率しか変わらないので、夜間瞳孔が開くと角膜周辺部の術前と変わらぬ曲率をもつ部分を通った光線が網膜に到達するようになり、二重像を生じることがある。
近視の進行する若いうちは手術が受けられず老眼になることに変わりはないので、一生に渡って眼鏡が不要になるわけではない。
レーシックとは?
レーシック(LASIK:Laser in Situ Keratomileusis)は、目の表面の角膜にエキシマレーザーを照射し、角膜の曲率を変えることにより視力を矯正する手術。
マイクロケラトームとよばれる機械で角膜の表面を薄く削りフラップ(ふた状のもの)を作り、めくる。そこにエキシマレーザーを照射し、角膜の一部を破壊し除去する。その後フラップを元に位置に戻し、フラップが自然に接着するまで(約2〜3分)待つ。
角膜中央部が薄くなるため、角膜の曲率が下がり(凹レンズを用いたのと同じ効果)、近視が矯正される。また、検眼のデータをもとにレーザー照射を調節することで乱視も矯正可能である。